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更新とか日常とか雑多です。
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その前に日常のこと二つ。日常なんざ興味ないよ!という方は記事下部のつづきはこちらからどうぞ(*´ω`*)

えーとですね、帰ってくるの早かったですよね。ってことで、仕事頓挫しました!!なんとなくそんな気はしてたよ…!
これだからこの副業は楽しくても本業にはできないんですよね…。


で、話は変わりまして、もうすぐPHくじなわけですけど結局引けずに終わるかもしれないフラグが立ちました。
なんてったって声優界きってのアイドル二人がねんどろいど化て…!!立体物萌えの上に声オタの私にそれはあかんやつ…!!
二人とも欲しいー!並べたいー!お奈々にいたっては一個じゃ絶対足りないー!!
ただでさえライブの物販は馬鹿みたいにお金飛んでいくのに、ねんどろいどだけでとりあえず計算してみたらとんでもない金額になってました………おふ

しかしライブが近づいてきてるんだなーと思うと生きる活力が湧きますw


追記:仕事なんだかんだで頓挫してなかったピギャアアアアヤバアアア!!!


とまあ日常の話はこんなもので以下現パロ小説です!もちろんお相手はローです!


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訳がわからない。まず彼女の頭を占めたのはこの一言につきた。
次に頭に血が登った。気が短い方ではあるが、一瞬で激昂まで上り詰めたのはさすがの彼女でも初めてかもしれない。

そしてこれもまた初めてだった。
目の前からやってくる、通り過ぎる予定の、白衣を纏ったぱっと見ただけで目を引く程の整った相貌の見知らぬ男に、突然壁際に追いやられた上にその大きな手に腕を掴まれ、抵抗する暇も与えられず口付けられた。など、当然彼女には初めての経験だった。


―――公然わいせつ罪…。


昼間といえど駐車場から病院までの、あまり人の通らない知る人ぞ知る近道では、公然と呼べるひと気などなかったが。
激昂したという割には、案外冷静に現在自分が遭遇している状況を、頭に反芻させる。
それと同時にどうやって逃げるか、どうにか助けを呼べないか、と周囲に目を走らせる。
すると彼女の視界に一人の女性がチラリと入る。
そして、その女性が驚きに目を見開いたと同時に、ひどく傷ついた面持ちを見せたかと思うと、たちまち憎々しげに未だ被害に合う彼女を睨みつけ、その場を脱兎の如く走り去っていった。


―――なるほどつまり利用されたと…。


彼女の考えが正解である事を表すかの様に、男はゆっくりと唇をリップ音と共に離した。

そして離されたと同時に彼女は男を睨みつけると、彼の顔面にめがけ思い切り頭突きをヒットさせた。


「……てめっ!なにしやがる!」
「それは私の台詞よ!警察に突き出してやるわ!来なさい!」


頭突きによって緩んだ手を逆に掴み返し、警備員がいるであろう病院の入り口に向かい、ドスドスと音がなりそうな程の荒い足取りで歩き出す。


「あんまり頭に血を登らすな。倒れるぞ」
「いったいだれのせいだと…!」


そしてまた声を荒げたのが災いしたのか、グラリと歪んだ視界に彼女は思わず歩みを止め、額に手を当てる。

再生不良性貧血。

彼女が病院に来た理由もこれだ。定期的に輸血をせねばならない、先天性の再生不良性貧血を患い、常日頃から動悸や眩暈に悩まされている。


―――これはまずいかも。
―――こんな奴の目の前で倒れる訳には…。


しかし思いも虚しく、頭からサッと血の引く感覚に、男の腕から手を離しその場で蹲る。


「言わねえ事はねぇ…」


遠のきそうな意識の中、男が蹲る彼女をフワリと優しく横抱きにしたことに、彼女はまたしても危機に瀕するのではと危惧したが、駐車場ではなく、人通りの多い病院の入り口に向かっていることに気づく。それに目の前にある白衣も合間って、まさか職場で最悪の事態を起こす様な事にはならないだろうと、ようやくほんの少しだが気を緩めた。


―――そういえば、何で貧血持ちって分かったのかしら…?
―――医者だから?そういうものなの?


そんな疑問が頭を過ったが、冷え切った唇からは、何の音も発する事は出来なかった。






男によって血液内科に運び込まれ、すぐさま輸血を行い、何とか大事には至らなかった。しかし彼女の横たわるベッドの隣りには、先ほどの男が逃げずに居座っていることに、彼女の心は平穏ではいられなかった。


「逃げなくてもいいの?えーと、トラファルガー・ロー先生?」


男の白衣に付けられたネームプレートを読み、彼女はジロリと据わった目で彼の顔を睨みつける。


「顔も名前も勤務先までバレてんだ。逃げる意味もねぇ」
「まあそうね。終わったらすぐ訴えるわよ」
「そう焦るな」


ニヤリと不適に笑うその表情は、彼のその顔の作りと雰囲気に良く似合っていた。
女性ならば誰もが目を奪われそうなその相貌に、なるほどこれはモテるはずだと、彼女は先ほど遭遇した謂れのない敵意を剥き出しにされた相手を思い出した。


「責任は取る」
「お金で解決しようって?冗談じゃな…」
「付き合え」
「は…?」
「おれと付き合え」
「はい…!?」
「分からねぇか?男女交際をしろと言っている。いっそ婚約でもいい」


―――キスしただけでそこまで言う?
―――19世紀までのイギリスじゃあるまいし。

まさに開いた口が塞がらないと、唖然としていた彼女だったが、何とか気を取り直し提案を跳ね除ける。


「……責任は、刑法に任せるわ。普通に」
「こんな職業も収入もおまけに器量まで良い優良物件、そういねぇぞ?」
「自分で言わないで」
「それに、そこまで嫌がっていないと見える」
「………だったら警察に突き出そうとしないわよ」
「医師や看護師に言う事も出来ただろ」
「皆貴方を信用し切ってる顔してたわ…、もしかして確信犯?」
「……さあな」


知り合ってたった数分の間柄ではあるが、これは肯定の返事なのだろうと、何となく察した彼女は、計算高い目の前の男から、果たして言い逃れられるのだろうかと、一抹の不安を覚える。

―――むしろ言い逃れようとしているのはあっち?


「何にしろ、たまたま通りかかっただけの女を結婚相手にしようなんて奴、信用出来ません」
「一目惚れだった、と言えば?」
「尚更信用出来ないわよ。そうやってさっきのあの女性も誑かしたってわけ?」
「あれはただのストーカーだ」
「ストーカー!?しかもただのっておかしくない!?」


興奮君に叫ぶ様に言った彼女の頭にそっと手を当て、熱くなりすぎるのは身体に良くない、と言い聞かせる様に男はゆっくりと撫でた。


―――……ん?


掌の感触に、何か思い当たる様な気がした彼女は暫し頭を巡らせたが、結局彼が頭を撫で終えても答えは出なかった。



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以上です。切り悪いですが以上です。

もし当サイトの固定夢主がローと同じ時代を生きていたら、というかいっそもう世界観を現代に置き換えたらどうなる?というif設定を考えてみたいなーなんて思ったら、上のシーンが頭をボーン!と通過しました。ここまでしか通過しなかったのでここまでです続き全然思い浮かばない…!


いやぁなかなか楽しいですね現パロ!要望があれば続き書く、かも?w

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